あずみ (90点)
あずみ (90点)
作者 小山ゆう
ビッグコミックスペリオール 全48巻
哀漂ゑし歴史漫画の金字塔。時は江戸幕府初期、泰平の世を作り上げるため、暗殺集団の一人として世に送り出される少女・あずみの人情絵巻。(大半は苦悩www)
この漫画を個的批評の3回目に出す事になろうとは ... まあ言っても1回目、2回目、と渋めなチョイスできてるのでありでしょう。 あずみ、この漫画はとても絶望感に付きまとわれる。作者に何度ココロを折られる事か...作者も絶対に味しめてるまじで。ひたすらあずみを孤独に仕立てていくドMな作品である。(小山ゆう作品はあずみが初めて)後に作者の他の作品も読んではいるけど、幸薄感が出てると、おいおいまた死ぬのかと不信感に陥るレベル(この先ネタバレ含む)
本作は実写映画にもなっている人気作品であり、あずみ(上戸彩)による〇〇百人斬りなどとして一世に知れ渡ったと言えます。 (ちなみに筆者は実写反対派wwウゼー)←このノリ 冨樫的) 時代背景は史実に上手く溶け込んでおり、家康、柳生、伊達、武蔵など有名武将、武人が多く出ている。最初に上げた暗殺集団の一人がどう立ち向かうのか。
あずみのスペックをオレ的に紹介しよう。ヒロイン可愛さレベル上の上。なので法無き時代R18指定男達からは常に狙われている。その為に常にあずみが〇〇されてしまいそうな描写があり心配でしようがない。
羅刹鴉、最上美女丸、その他あずみに刃を向けし猛者達。筆者は羅刹鴉が立ち並んだ時、心底恐怖したと言う..
強さは時代劇系の漫画なら最強クラス。日本一の武人宮本武蔵とも互角に渡り合っている。今現在に宮本武蔵を記載している漫画刃○道がある、武蔵と互角レベルという事は範馬刃牙=あずみ=宮本武蔵となる。格下である愚地独歩があずみに立ち向かったら手首とその他八つ切りにされて終わりだ。今現代では勝ち負けでの判定、この時代は生きるか死ぬかの世界、
くぐり抜けてきた死線が違い過ぎるのであずみの強さは武神級であると見ていいだろう。剣技については武芸百般、鬼武帝宮本武蔵に無形の位と言わしめる程だ。剣速はハヤブサの剣(ドラクエ参照)の2倍と見ていいだろう。雑魚侍の一振りの間に3から4斬りサクッと手首一閃しかしパワーがない。その分窮地に追い込まれる事もしばしば。しかしながら現代数多くあるサバイバル、バトル系漫画にリアル時代劇が負けず劣らずクリアに表現されていると思われる。正に最先端。戦闘シーンにおいては一喜一憂するほど。
ちなみにあずみのモデルになった人物は宮沢りえさんだそうです。
48巻まで出てしかも主役なので死ぬ事はないと思っているので、もう5周読んだオレには安心して見れるが、リアルタイムで読んでいた時には、またピンチかよと表現も卑猥な場面もあり気が気ではない。最初の仲間たちは死に絶え、道中新たなる仲間との出会い、そして仲間が死にそしてまた仲間ww、完全に仲間になる奴の死亡フラグがたっている中で筆者の好きなキャラ千代蔵キタ━━━(゚∀゚)━━━!!の出会いオレ的に作中最強キャラ、所持している刀は長刀、物干し竿、聾唖と巌流佐々木小次郎の様な雰囲気を醸し出す。
あの絵でカッコいいとは草生えるオレ氏にはクラウドストライフレベル(FF7)常に死と隣り合わせにあるあずみには安息の地だと大半の読者は捉えただろう。もうこれで一安心と思った矢先サクッと逝ってしまう。これには読者はもうやめてと思ったはず。ちなみに作中であずみに恋した人間は全員死んでいる
という最強のサゲマンww。クイーンオブ死神マンwwデスマンですねwww(小山先生すいません)簡単にシスね。歴史の裏にあずみがいたのではないかと錯覚する程の作品だったと思われます。結構disありなかんじでしたが大好きな作品です。筆者の思いとしてはあずみが死闘から離れ幸せに健やかに過ごしている事を望んでいる。完結して10年、これからも多くの方に読んで欲しいものです。
小山ゆう他作品
AZUMI
おーい!竜馬
雄飛
おれは直角
これから記事にしていく予定作品
電影少女 ハイキュー あだち充 転生したらスライム 進撃の巨人 etc