超個人的漫画批評

Hello Manga Lovers all over the world, 漫画と共に歩んできた三十数年。 漫画喫茶に20代の全てを注ぎ込み、漫画こそが最高の娯楽だと信じてきた。 少年少女青年、昭和平成、時代もジャンルも問わずに読み続けてきた。 自身を形成しているのは漫画と言っても過言ではない。 そんな人生に少し後悔もあるが、、、此の先に在る奇跡を目指し、超個人的漫画批評、はじめよう、、 さぁ 、行こうか。

創世のタイガ (89点)

  創世のタイガ  (89点)

  作者   森 恒二

  掲載 イブニング   既刊 2巻

 

五感を絞り出せ、お前を取り巻く薄い膜は取り除かれた


「ホーリーランド」「自殺島」などリアルな人間模様を描く森 恒二先生の最新サバイバルファンタジー?読者が求めているものがわかるのか...この漫画手に入れずにはいられない‼︎

 

 

    自殺島からわずかな期間で次の作品へ、この作品はどのような思いで作られているのだろうか、自殺島でのサバイバル要素が書き足らず、早く次へ行きたいと思ってしまったのが自殺島の謎が解けないまま最終回を迎えた事に繋がっているのか?そこもまた謎であるwww

 

 

    主人公タイガ。仲間とオーストラリアへ卒業旅行に出かけたが偶然入った洞窟で観光ガイドにも載っていない古代の壁画を発見した。その直後に起こった崩落から逃れた彼らは入り口とは別の穴から外に出るがそこはマンモスや古代の巨大生物が存在する世界だった。

 

    1話目から中々スリリングな展開であり、色々と想像を掻き立てるそんな作品だと思います。現代の人間では古代に生きていた者にどうやって抗おうというのか?足の速さで言ったら亀の次に人間かもしれない!作中にネアンデルタール人が出て来るが、その個体の持つ身体能力は断然上だと思う、そこを現代に生きている者の個体能力でどう立ち向かうかが重要になって来る。

 

(冒頭イキナリ死に直面する。。。)

主人公達の古代の世界に訪れてしまった事への理解する力、対応力は高い。漫画だから!

食事を確保する事がどれだけ困難かを教えてくれる。

 

(リクガメを調理。ようやったなって感じですわ。しかもうん、うまいて...)


  自殺島では豆知識の要素が多かったと思ったのですが今回はあまりなさそうな気がします。期待してはいますが。

メンバー達のファッションも見所である。

 

   まぁまだ始まったばかり。元カノとの回想しながら何か悩んでいただろうが、卒業旅行にて女子もいる。何も悩む必要は無いということだ!男子のみで古代にタイムループしてしまっていたら、もうなす術もない。
これからの本当に草木しかないような場所にてサバイバル生活を送っていく、そのストーリー構成がどう進んでいくのかがとても楽しみでしょうがない!2018年のオススメの漫画になるのは間違いないということだ!

 

  森恒二氏 他 作品

ホーリーランド

自殺島

デストロイ×レボリューション