超個人的漫画批評

Hello Manga Lovers all over the world, 漫画と共に歩んできた三十数年。 漫画喫茶に20代の全てを注ぎ込み、漫画こそが最高の娯楽だと信じてきた。 少年少女青年、昭和平成、時代もジャンルも問わずに読み続けてきた。 自身を形成しているのは漫画と言っても過言ではない。 そんな人生に少し後悔もあるが、、、此の先に在る奇跡を目指し、超個人的漫画批評、はじめよう、、 さぁ 、行こうか。

電影少女(83点)

電影少女(83点)

作者 桂正和

週刊少年ジャンプ 全15巻

 

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乃木坂46・西野七瀬と野村周平がW主演のドラマ化で、何かと話題の電影少女。恋愛漫画の超大御所、桂正和先生の才能が爆発した最初の作品だと思う。初めて読んだ時は中学生の夏休みだっただろうか。あいちゃんを好きになりすぎて、でも漫画のキャラクターだという悲しい現実を受け入れられず、大袈裟じゃなく布団から2日間出られなくなってしまった。漫画のヒロインに「本気で」恋したのは、あいちゃんが初めてだと思う。

 

まず、桂先生の画力が素晴らしい。「尻を書かせたら日本一。」と言われているその画力で、女性キャラクターがとても魅力的に描かれています。そんな女性陣を超個人的にランキング形式で紹介したいと思います。

 

 

1位(恋愛ポイント100点)あいちゃん

何と言ってもこの漫画はあいちゃんの素晴らしさに尽きる。こんな純粋な女の子がどこにいるというんだ。ストーリー全編を通して、まず他人の事を最初に考えるその優しさ、思いやり。今の若者たちにも是非見習って欲しいと思う。辛い事を自分だけで黙って背負う姿が痛々しくて、「もっと自分勝手になっても良いんだよ!」となんども呟いた。もどかしすぎる、、、記憶が戻っている事が判明して、17歳の誕生日を迷路で祝ったシーンは、正直震えた。やっとあいちゃんが報われたと。なんで私じゃなくて洋太なんだ。「オス!」とか可愛すぎるし。NEO GOKURAKUのおじいさん、どうか私の前にも現れて下さい。あのお方にも立ち向かいます!もしこのブログを見ていたら、ご検討よろしくお願いします。

 

 

2位(恋愛ポイント70点)なつみちゃん

なつみちゃんも本当にいい子だ。この子も、自分の事よりも他人を優先させてしまう子だ。最後の最後で清水さんに会えて本当によかった。なつみちゃんがいなかったら、あいちゃんと洋太もはたしてあの様な結末を迎える事が出来たのだろうか、、、君のおかげだよ。

 

 

3位(恋愛ポイント40点)もえみちゃん

最初はよかったんだが、終盤に向け尻下がりに魅力がなくなってきた。そんなに洋太が好きなら、応援しますからあいちゃんを私に下さい。あと、毛量多すぎ。

 

 

4位(恋愛ポイント20点)のぶこちゃん

邪魔者。

 

 

次点 まい

怖すぎ。

 

この様なラインナップになります。簡単にいうと、あいちゃん最高という事です。

 

また、電影少女を語る上で絶対に無視できないのが主人公の洋太。

ここからは少しdisが入りますので、洋太ファンの方は読まない事をお勧めします

洋太は良い人、みたいな描写が結構あるが、私は全然そうは思わない。むしろ、自分勝手でさらに頭の悪いところにものすごくストレスが溜まった。絵本書くために学校休むとか、「やっと自分の道を見つけた!」みたいな、なんか青春してる感じを全面に押し出している様でちょっと気持ち悪い。冷静に考えて、まず学校には行っておこう。あと、「俺は本当はあいちゃんを忘れられていないじゃないのか?」みたいな、自分の優柔不断なのを心の声で正当化するシーンがいくつかあるが、とてつもなくイライラした。

 

のぶこちゃんと別れるシーンとか、鳥肌レベルで気持ち悪いと思う。ストーブとか、どういう思考をしていたら思い浮かぶのだろうか。疑問である。

 

しかし、、、洋太は一つの偉業を成し遂げた。

あいちゃんを人間にして、幸せにしたのだ…

はっきり言って、、、それだけで十分だよ。あいちゃんが幸せかどうかが一番大事だからね。disってごめんね。大した奴だよ、あんたは。

 

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なぁちゃんやば!